「評伝『頂上の石鼎』校了

初校を入れてから再校が出るまで一ケ月だった。届いたゲラには、旧字に直す作業に手間取っていて遅くなりました、という手紙が添えられてあったので、再々校は早く来るだろうと思っていた。ところが二ヵ月経っても手元にゲラが来ない。

先週、直談判をしてきたお蔭でやっと心配していたゲラは手に入った。なーんだやれば出来たんじゃーない。やはり黙っていては埒があかないのだ。この数日はそれに目を通すことで終っている。やはり、何回見ても、気がつかなかったことがある。校正は無限地獄のようでもある。 明日手渡すことになっている。

それでも、木津さんに二回の校正、そうして私も今回を入れて三回見て居るのだから、もうあとは覚悟で区切るしかない。一章ごとに完成させて置くべきだった。調べたものの記録の保存方法やら、表記の方法やらが年月のうちには、変化してしまって、統一にも手間取った。

とにもかくもこれで、ようやく本当の意味で校了だ。

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