大阪の小4女児遺棄

「大阪市西淀川区の市立佃西小4年松本聖香さん(9)」

このところ、体の中に子供の泣き声がたまっていく。頭の先から爪先まで、どこにいても眠っていても、その泣き声が湧き上がる。「大阪の小4女児遺棄 」事件はあまりにも衝撃的だ。

9歳の女の子が受けた虐待は、箪笥が倒れるような音をさせるほどの凶暴さであり、一週間もベランダに立たされているような執拗なものだったらしい。女の子の痛みや悲しみが自分の身体に再現されることを想像するだけでも、恐怖感が生れる。さらに、その痛みはわが娘にわが孫に重なって落ち着かなくなる。

以前丁度9歳くらいの女の子が、ひきこもりの男に10年ほど監禁されていた事件が発覚した時にも、女の子の無念さや孤独感や痛みが、わが娘に、わが孫に重なって、身のやり場のないほどの怒りを何時までも引き摺っていて、夢の中にまで尾を引いた。

こうしたときに大概は助けられる機会はあるのである。今回も顔に出来た痣が、新しい父親から殴られたものだと訴えたのだ。虐待の疑いをもっと突っ込んでチエックする機関を作るべきだ。一週間も窓に向いて立たされていたことを見ている人が居たのなら、明らかな虐待ではないか。やはり然るべき監視の機関が必要である。新緑の鎌倉を歩きながら、ずーっと女の子の泣き声が離れなかった。

    蟻地獄どこかで子供が泣いてゐる    喜代子

コメント / トラックバック2件

  1. じあん より:

    子供がなくても、ほんとにひどい話だと思います。
    子供にとって家族は、ほとんど全世界なのに、その親から死ぬまで虐待をされ続ける、なんていうことが世の中にあっては絶対いけない。
    厳しく育てると言うこととは、似て居るけど、遠いものだとは誰にでも分かる。

    彼女は、どこかに訴えると言っても、引っ越したばかりで、学校ぐらいしかない。
    その学校がおざなりなことしかしてくれない。
    教師が助けられないなら、どこかにこう言う子供を助けられる人を作るべきだと、私も思います。
    教育委員会って何してるんでしょうねー。

  2. 子供は親から逃げるなんていう考えは全く持たない、ということを教育者や児童センターなどの然るべき機関が、もっともっと認識しないと。助けるマニアルを作るべきだだとおもいます。女の子は双子だったんですね。一人は虐待を受けて父親の家に逃げ帰ったようです。
    そのとき、父親ももう一人の子供のことを考えなかったのでしょうか。

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