「ににん」34号

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「ににん」34号はぼつぼつ読者の手許に届く筈。この号は「黒」がテーマだったので、俳句「ににん集」は黒を読み込んでいる。「黒」などを意識しないで一句を受け止めたら、それは成功といえるのだが、無理やり黒を挿入したりしてして、苦心のあとが見える。

次の35号は「赤」がテーマ。表紙も赤にして、俳句も赤。物語を詠むのも赤がテーマ。そうして赤から起想される俳人、赤から起草したエッセイ。一誌全体読み終えたときに、赤の思わぬイメージが湧きあがるようにしたい。

要するに、読後感のなかに、燃えるような赤を植えつけい。詠み終えた胸に炎が燃えているようにしたiい。なんて・・・。今日は四月一日でした。

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