眩暈

今朝は吃驚。起き上がってふらふらすることは、いつでも経験しているのだが、今回は天井がぐるぐるまわるのである。そのときは、水分でもとって少し落着かせようとおもっていたのだが、ふたたびベットに横たわるとさらに眩暈は強くなって、吐き気もともなってきた。

隣の部屋でがたがた音をさせている連れ合いを呼んでも届かない。仕方がないからようようの思いで部屋の戸をあけて、そこで、もうさっき飲んだ水は全部吐いてしまっていた。救急車を呼ぶ間に着替えをするなんていう行動にはなれない状態。完全なメニエール症候群の状態。

通っている総合病院の耳鼻科に救急車は連れて行ってくれた。一週間前にも薬を貰いにきたばかり。ここを外来で待てば二時間は確実に待たされるところ。すぐに点滴の指示を出しているのが聞えた。「点滴で直らなかったら入院ね」と看護婦さんに言っている医師も声も聞えていた。

いやー、そんな入院なんて絶対いや、と思いながらも目が開けられない。嘔吐のときに誰が背中を撫でているのかもわからない。点滴を始めて落着き初めたころ、「お大事に」と肩が叩く人が居た。「救急隊の方よ」と看護婦さんが言ったので「どうも」という声を出すのがやっとだった。

救急隊の人は終始親切だった。そして、薬の威力は凄いものである。二時間ほどかけた点滴が終る頃には眩暈が殆ど消えていた。このメニエール症候群というのも原因不明のもの。もっとも内耳の構造なんてかなり微小な器官の集りだから、調べようがないんだろと思う。それにしても、こうした発作のときに、傍に人がいない場合のことを考えておく必要がある。

これからは、とりあえず電話の子機やら携帯電話をそばに置くことも心がけたほうがいい。

コメント / トラックバック2件

  1. じあん より:

    わああー、もう大丈夫なんですか??
    喜代子さんって、メニエール氏病があったの??ちっとも知らなかったー!!
    お大事にしてください。

    ひとり暮らししていると、そう言うときのことだけが不安です。
    じあんは心臓なんだけど、発作のときって、そこにある薬に手が出せなかったりするのねー。

  2. そうですね。なんか対策をたてておかないと。
    要するに人込で倒れたほうが、どうにかなるっていう感じの
    場合もありそうですね。

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