『食いしん坊歳時記』 

榎本好宏著 『食いしん坊歳時記』 角川学芸出版 十月刊

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榎本氏からはお目にかかるたび料理の話を伺っている。かなり専門的な料理をこなすらしい。山菜の話などになると、私のほうも興にのって、かたくりの花が茹でても色鮮やかで、甘酢につけるとまた違う発色をする話などで盛り上がる。だから、著書を頂いても意外な感じはしなかった。

しかし、この書は歳時記である。一章目は会津のたべも。二章目は旅の印象に残った食べ物、三章目は京都の料理のそれであるから、単なる食べ物や料理の話ではなく、一項目ごとに奥がある。でも、話ばかりでは詰らない。一度は手料理を食べさせてくださーい。榎本さんー。

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