図書館の周りの欅並木も、もうすぐ末枯れが始まるのだろうと思って携帯で撮ってきた。昨日は「俳句界」の座談会で遅い帰宅だったので、今日の句会は欠席にした。そのために、なんとなく余分にある時間のような気がして、のんびり散歩ができたのが嬉しい。
雑誌のテーマは「結社の問題点を洗い出す」というような内容で、2ヶ月にわたって掲載されるようだ。筑紫磐井・星野高士・澤好摩・栗林真知子・坂口昌弘の各氏。知っていたのは筑紫磐井氏と星野高士氏だけ。あとは初対面。澤好摩氏は何となくな名前は活字で見たことがあるが、作品も、経歴も知らなかった。
後追いで調べたら、髙柳重信の「俳句研究」の下で運命を共にしてきた人らしい。気持ちのいい舌鋒を利かせる人だった。俳人にもいろいろ居るんだなー、という感じ。現在「円錐」という雑誌を発行している。
この間の暑さが嘘のように涼しくなって、夏中啼いていた鶯の声がピタリと止んだ。何処かへ移動したのだろうか。その啼いていた藪からはみ出して、夜な夜な烏瓜の花が咲く。