フェルメール展

墓参りを朝早く済ませてしまったので、十分昼寝をしたら、金曜日は美術館が8時まで開催しているのを思い出して、フェルメール展へ出かけた。5時からのチケットを買うと安いらしくて、そのチケットをもった人の列ができていた。私は一般用だったので、待たずに入って、ちょうど空いている時間帯のようだった。思ったよりは、ゆっくり見ることができた。

フェルメールの絵は七点ほどで、あとは光りを描く作家たち。 フェルメールはその妻が画商役を務めていたから、註文に応じて画いたせいか、殆ど人物画。それも、有名な「青いターバンの少女」を立たせた位置で画いたと思われる絵が何点もある。

風景画は二点しかないらしい。その一点が出展されていた。「小路」と題が打ってあると、林の中のそれを想像してしまうが、街のなかの、建物の間を抜ける狭い路のことだった。その絵をみていると、ことに情緒的な画家なのだろうと思う。風景画ももっと画かせたかった。

かなり年数を経てからフェルメールの絵であることが分かった、8号くらいの、否もう少し大きいのか。とにかく中では一番小さな絵「ヴアージナルの前に座る若い女」がいい。これは個人蔵の絵だから、あちらの美術館に行っても、出会えるとは限らない。まさに光りを描くフェルメールの筆使いを発揮した作品。

帰りの夜空に月が煌々としていて、少し離れた位置に金星が、やはり月と同じように金色に見えた。ほかに星はなく、月とたった一つの金星が都会の空で鮮明だった。見たばかりの 「ヴアージナルの前に座る若い女」の衣装の色があんな感じだったなー、と思いながらしばらく博物館の前のベンチで一休みしてきた。

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