車を降りたら足元に蝉が仰向けになってもがいていたので、裏返してやったが、直ぐに裏返ってしまう。何度か試みた末に、傍らの欅の幹に止まらせようとしてみたが、やはり落ちてしまって、仰向けにばたばたするだけだった。もう飛べないようだ。蝉ってそんなに苦しそうにもがきながら死ぬのかなー。
東京の墓参りは七月らしくて、小平の墓地は閑散としていた。欅並木が縦横に続いて気持ちのいい緑蔭だ。まさに
緑蔭を大きな部屋として使ふ (硝子の仲間)
のような気分を味わうところ。この句、来年のJT(日本たばこ産業)でカレンダーで使われることになっている。どんなふうに表示されるのだろう。
ヒートアイランド対策にも、並木をたくさん作ったほうがいいとおもうのだが、どうも、日本の並木は行政からは厄介ものらしくて、形だけは並木だが、思う存分茂らせない。それでは何にもならないのだが。帰り道で、所沢周辺の道でカリンが並木になっているところがあった。実がたくさん生っていた。
わあ、カレンダー、すてきー。
煙草買わないともらえないのでしょうか??。
小平墓地はほんとにすてきです。ああいう墓地ならお参りに行ってもいいかなーと思う。
牛込中央通は、片側だけ樹が生えていて!!プラタナス!!何なんだろうか。
煙草屋さんと懇意にするといいかもしれませんね。わたしも、心がけてみます。