奇跡のシンフオニー

ぶっらと立ち寄って観た映画だが、泣かせる映画だった。

施設で育った少年は顔も知らない両親がいつかは迎えに来てくれると信じながら暮らしている。少年は稀な音感の持ち主。自身も楽器を奏でると両親に届くような気がしている。

チエロ奏者のライラは、自分の生んだ子が実は生きいたことを父親に告白されたことから、子供探しが始まる。一方、少年の父親であるルイスは子供の存在は知らなかったが、一夜限りのライラへの想いに、人生をさ迷っていた。

三人それぞれの想いがストーリーを展開させていくのだが、最後は少年がセントラルパークの野外劇場で自分の作った曲「オーガストの狂詩曲」の指揮をする。図らずも、その前のステージで久し振りにライラが演奏していた。そうして、知らずにその野外コンサートに、ルイスが引き寄せられていく。

アメリカ映画の特徴は、最後はハーッピーエンドに終るところ。この映画もまさにそうなのだが、イメージぴったりの役者が揃うところも、楽しめる。一人の人へ届けようとするひたすらな想いに繰り広げられるストーリーはお伽噺的なのだが、納得してしまう映画。

コメント / トラックバック2件

  1. acacia より:

    私もプらーっと映画を見ようと先日看板を見て歩きました。その映画見たいです。映画の筋は意外にシンプルなのが名画には多いですよね。
    暑い夏は映画に限ります。

  2. akaciaさん
    今のところのお勧め映画です。最初から最後まで音楽も楽しめます。

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