主婦の座

朝起きるのがおそかったせいか、お茶だけで済ませていたので、お昼はしっかり食べたくなった。茨城から届いた蓮根がまだある。いろいろ試みたが、から揚げ風にするのが一番美味しい。もう一度それをやることとにした。スライスした蓮根に鰹節を混ぜた天婦羅粉をごく薄くまぶす。蓮根はすぐ火が通るのだが、鰹節を混ぜておくと、狐色になって、それだけでおいしそうになる。

それと、肉を挟んだ種類とを皿にいっぱい揚げたら、連れ合いも匂いにつられてテーブルで待っていた。最初に作ったときには、その甘さに感動したが、2度目は少し感動が薄い。何でも最初がいい。今日は農業祭の日。農家が自慢の野菜を展示して、それに金賞やら銀賞やらの折り紙がついているのを、運がよければ買えるのである。

散歩がてらにそれを見にいこうかなと思い立った。パン焼き機にパンを仕込んだので、それまでに帰ってこなくてはならないが、時間が丁度いい。こんなことを言うと、「ににん」の仲間はなぜか、笑うのである。「いかにも家事をやっているみたいだ」と言うのである。だって、やっていっるのだから、と言おうと思っても受けつけない。

到来のリンゴがたくさんあったので、皮を剥いて食べられるようにしてもっていったら、それだけで驚く。そうして一口食べると、塩味もちょうどよくなっているじゃないの」とそれが奇跡のような言いようでなのである。私だって何十年も主婦の座に坐っているのだから、苦手と言っても、知らずに積み重ねられた年期があるのである。

ケヤキ並木の落葉時で、黄葉した落葉が歩道いっぱいに広がっていた。何時になく往来の多い道は、落葉がみんな粉々になって、平らに踏み均されていた。会場になっている市役所の先の運動公園にテントが張られていて、そこに野菜は展示されて居るらしいのだが、行列が出来ていて、順番を待つのはちょっとしんどい。それで、JAがサービスしている骨密度の検査を受けた。

予想していたのだが、それ以上に低い、80パーセント。それは青年の65パーセントくらいだという。この7,8年の間に、二度も集中的にステロイドを使ったことも影響しているかもしれない。突発性難聴というのは、原因がわからない。ストレスとも言われているが・・・。8年ほど前の場合は正常に戻ったが、一昨年の難聴は、思うようには戻らないで、いまだに片耳の聞えは悪いので、病院通いをしているのである。馴れてしまって、それほど苦にしているわけでもないけれど。

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