パソコン

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「ににん」春号も初校まですませたデーターを印刷所に送ってほっとしたところ。
今では、パソコンは編集に欠かせない伴侶みたいなものになっている。もともと、少数のメンバーで雑誌を立ち上げたので、印刷費をなるべく安くするために、出来うることは全部やりこなしてきた。
そんな明け暮れの中で創刊から六年も経ってしまった。
今年は表紙の紙を光沢紙にして色をかけてもらうことにした。
もともと、創刊したときには光沢紙のカラー版があったのである。それにモノトーンの絵を印刷したものが、カーラーを使って出来上がる表紙より気に入っていた。
ところが、3年目くらいに、その光沢紙を製造していた会社がなくなってしまったのである。
光沢紙のカラー版を作っていたのが、日本にその一社しかなかったことも、初めて認識したのである。
仕方がないので、光沢のない色紙にいままでどおりに印刷していたが、なんとなくみすぼらしいので、今年思い切ってカラー印刷にしてもらうことにした。それだけで、パッリとしたようなきがした。
だからと言って、今年の表紙に満足しているのではない。
どうも、創刊のときの絵を超える満足感がないのである。
カラ紙にモノトーン印刷をするには、それなりの繊細な線描画でなければ、表紙の色と絵の色が一体にならないのである。
来年は、カラー光沢紙にモノトーン印刷、という初期の表紙を再現することにした。
表紙は好きな色にしてもらえるので、絵は同じでも雰囲気が変えられる。
若山君の創刊のときの絵を参考にして、皆さん絵を描いてもらえないだろうか。

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