ムンク展

ムンクの絵をはじめて見たのは、15、6年前だっただろうか。とにかくムンクの一番有名な「叫び」がポスターになっていた。そのムンク展の翌年くらいにドイツに行ったときに、街でムンク展のポスターを見かけた。日本で見たポスターと同じだったので、ことに目を惹いた。だから、その後に「叫び」の絵が盗難にあったことになる。最近、それが戻ってきたようだったが、今回の上野の西洋美術館で開催されている「ムンク展」のリストに「叫び」の絵は無い。

ムンクは特に好きな画家というわけでもなかったが上野精養軒での集まりがあったので、ついでに立ち寄った。今度のムンク展のポスターの絵は「不安」。展覧会のテーマは装飾。関連のある絵を並べて物語り的に、あるいは交響曲として響きあうように並べられている。

いずれにしても、ムンクの絵は重い。重いのは当然というような題名「愛、死、不安、絶望」等がついていた。それは筆致というより色にある。だから、習作だが「浜辺の出会い」という絵が一番楽しかった。「浜辺の出会い」はその題名のごとくに、浜辺に集う若者を描いているのだが、他の絵のような重い色彩ではなく、緑はあくまで透明感のある純粋なみどり。ドレスの緋色も爽やかさを感じさせるものだった。 ににんへ

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