改札を抜け木枯のまともなり
枇杷の実の中の大きな枇杷の種
枇杷を食うときのいつもの前屈み
立春の妻を見ておりうしろから
土曜日の浴衣が町にあふれけり
1954年生れ。それなりの年齢の落ち着きも感じられながら、現代の空気をしっかり読みとっている作家である。最近「子規百句」「虚子百句」の鑑賞著作がある船団会員。
改札を抜け木枯のまともなり
枇杷の実の中の大きな枇杷の種
枇杷を食うときのいつもの前屈み
立春の妻を見ておりうしろから
土曜日の浴衣が町にあふれけり
1954年生れ。それなりの年齢の落ち着きも感じられながら、現代の空気をしっかり読みとっている作家である。最近「子規百句」「虚子百句」の鑑賞著作がある船団会員。
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