『若竹』 3月号 主宰・加古宗也  

17文字の世界       筆者  田口茉於

『俳句』2月号「枯野」より

     数え日の街の起伏を蕎麦屋まで     岩淵喜代子

「町の起伏」という措辞が効果的。蕎麦屋まで歩く心の弾みも、数え日の忙しい町の様子も見事に表現している。その起伏を頭でたどるとき、道沿いに並ぶ店、一つ一つの賑わいまで目に浮かぶ。

コメント / トラックバック2件

  1. じあん より:

    赤坂吟行の愉しかったこと思い出しました。
    いい句になって残って、嬉しいです。

  2. ありがとうございました。
    あの場でも、みなさんに支持していただいた気がします。

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