題名からも伺われるとおり、エロスから切りこんだ俳論。芭蕉から能村登四郎まで16人の作品論。
坂口昌弘著 『ライバル俳句史』 文学も森社 平成21年10月26日刊
幸田露伴と正岡子規・杉田久女と橋本多佳子・芝不器男と篠原鳳作というように、総勢62人の作品をライバルごとに照射した一書。
佐滝幻太著『現代俳句評論史ーー掬った水に揺れている月影』
小鳥の巣出版 平成21年11月26日刊
文学の森で評論賞を受賞したー加藤楸邨自選300句を読むー をはじめとして、これまでに『俳句界』やら湖心にこれまでに執筆したも評論を一書におさめた。