記念号と句集

『狩』30周年記念号と狩の歩み30年

わたしが俳句をはじめたのと、『狩』の出発は前後しているような気がする。鷹羽主宰は、当時総合誌『俳句とエッセイ』の俳句の選者でもあった。 私の初学は、『鹿火屋』とその総合誌の鷹羽選に投句することが出発だった。その後『狩』も暫く購読をしたこともあったが、川崎展宏指導の『貂』に誘われたので、そこで遍歴は終ってしまった。

そういう意味では、参加はしなかったが、ほかの雑誌よりも色濃く印象に留めているのが『狩』である。 鷹羽主宰が記念号の編集後記に ーー 仕事の気転換として編集を楽しみながらやってきたーーという一言が書き込まれている。そう、編集という仕事は好きでなければ続かない。 

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『響焔』 50周年記念号     主宰・山崎聡 

昭和33年に和知喜八氏により創刊して、現在の主宰は2代目。当時から編集長をしていた山崎氏が継いだようである。現在の主宰山崎氏は、この六月には句集「荒星」を上梓。以前にも句集は紹介したと思うが、なかなかいい句集だった。

      子が眠り町じゅうねむりももさくら  聡      

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山崎ひさを著  『龍土町』 

昭和2年生まれ。 岸風三楼門
現在「青山」主宰  俳人協会名誉会員。国際俳句協会常務理事。
句集『歳華』『日吉台』『神南』『百人町』ほか     

  公園となりし母校や夏木立
  今も耳に消燈ラッパ蚊喰鳥
  鼻緒少しゆるめてやりぬ七五三
  水替へて金魚の赤さ新たにす
  秋霖や濡れて石炭色の街
  ルパシカの男と遭ひぬ霧の町

山崎ひさをさんとは俳人協会でよくお目にかかったが、それ以前も海外の旅でご一緒したので、先輩俳人の中でもことに親しみを感じる方である。「ににん」にもよくお目を通していて下さって、31号の龍土町に到ったときには、「龍土町」に長い事住んでいたことがあるので、そのうちお茶でもしながら・・」というオハガキも頂いていた。

まだ、その龍土町のお話を聞いていないうちに、句集が送られてきた。「今も耳に消燈ラッパ蚊喰鳥」は、龍土町に戦前あった第一連隊のあったところのようだ。

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