続 ににん句会

 ににんの句会参加は購読者までを範囲としている。.購読者というのは、「ににん」の購読料を払っているひと、ということだから、結局は誰でもいいということなのである。
持句の五句は批評しあうので、お昼までかかるが、あとは席題を決めて、時間までに提出するだけなので、お互い無言の行となる。この緊張感は家では作れない。この緊張感のためにみんな寄り合うのだと言ってもいいくらいだ。持句での句会は「魚は氷に上りて神の一重瞼」に点数が入った。

 採った人もそうでない人も、気になっていたが、どうして選句したのかを聞かれたときに説明できないので外したとか、特選にしなかった、というような言葉もでた。そう、なんだかいい、というのは句会ではとりあえず外されることがある。

 席題は、二回をあわせると「髪・君・円・迷・形・山河・何もせず・柱・鬼・なかなか・立つ・ナイフ・一・集・絵・なかば・円」が出た。限られた時間で作るのだから、捨ててしまう句のほうが多い。20句提出ののちに、今回は以下の10句を雑記帳に記録した。

の昔より吹く涅槃西風
春来ると長くして唄ひけり
の昔のいろの麦を踏む
引鶴や野に何本も日の
立春の抱へてみたき日の
幻をにすれば白魚に
野火見えてバターナイフの曇りけり
日を一日なりに別れ霜
むらさきをめ咲くなりクロッカス
闘牛のなかばを空のなだれ込む

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