今日は「ににん」の定例句会。10:30から持句五句で始まる。 そのあと席題10句を出して2時出句。その間に昼食も済ませてしまう。人によっては、待たないで朝も兼用のおにぎりを食べながら句会なんていう人もいる。今日は新人が二人参加。
持句がない。なんでも頭に浮んだことから始めて、昨夜から携帯に入れ続けたのが、以下の句。開いてみたらあんまりいいのはないかなー。この中から五句選んで出句するしかない。携帯に入れておくのは、句会に絶対忘れないからである。ときどき、句を忘れて行って、慌てる。さてどんな結果になるか。
春来ると円空仏のやうな顔
山焼きの火のなぞりゆく神の国
山肌の円か足裏をささえけり
魚は氷に上がりて神の一重瞼
ガラス戸に部屋の灯映る嫁が君
豆を撒くまでは暇さう鬼の面
伊勢海老の髭の先まで大切に
接岸の船の聳える春の風邪
闇硬く寝にゆく途中雪匂ふ