初句会

 ににんの句会場は長い事、第一月曜日の新江戸川公園内の会場だった。
そこは、季節の変化の見える風雅な邸宅の一部屋だったので、あえて、吟行とおもわなくても、周りを散策するだけで、満足できた。
 旧細川邸で、大きな車寄せがあり、玄関を入ったところは、舞踏会でも出来そうな大きなフロアーがあり、池のある庭園が一望できた。  
私たちが使っていたのは、椿の間、建物の中でもことに静寂な空気の流れる部屋で、満足していた。晩秋になると、池のまわりの松ノ木に雪吊を施す。それが一日中眺めていられた。  雪吊の雪吊ごとに揺れてをり  は、そのときの作品。 
最近、耐震問題から、その邸宅を区が閉鎖してしまった。大変残念なことである。なんとか、補強して再開してほしいものである。 
 そこを追われた私たちは、現在は高田馬場から一分の消費者センターの一部屋を借りているのだが、いかにも会場という雰囲気で、なかなか馴染めない。  
仕方がないので、第一月曜日だった句会日を第一水曜に変えた。
月曜だと、吟行がしたい日に、施設が休みという事が多いからである。
一月は三日が第一水曜日だったので、四日にずらして初初句を行なった。 
10:30分に会場に集まってから、荷物を置いて近くの穴八幡に初詣。
ここは一陽来復のお札を受ける人で、冬至の日は長蛇の列となるが、四日の日も、お札売り場は長い列が出来ていた。

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