ルリの写真

夕べふとおもいつたブログのテーマ。十七年いた飼い猫ルリの話で繋げようかとおもう。褒めてもらった話題の犬は行きずりだったので、とても千日続くほどの中身がないだろう。しかし、猫のほうは、十七年も一緒に暮らしたのだから、千回くらいの話題はあるに違いない。十七年といえば、六千日をこえる。とはいえ、飼い始めたのが三十五年ほど前。死んでからも、十八年くらいになる。どのくらい覚えているのか。 

 猫を愛した作家は多い。その筆頭が内田百?の『ノラや』である。晩年に飼った猫のノラが失踪したときの嘆き方は尋常ではない。わたしは別に百?のような猫好きでもなければ犬好きでもない。近くにいるので、他の犬猫よりは可愛く見えたに過ぎない。

 清少納言の「理想の猫」についての一がある。それによれば、背中だけ黒くて、腹の部分がたいそう白いのが良い猫相なのだそうである。我が家に居た猫はそれに近い。グレーの濃淡の縞模様が頸で途切れて、そこを白い毛並みが取り巻いているのが上品だった。『わたし猫語がわかるのよ』に原稿を出すときに、ルリの写真を探したのだが、たくさん撮った筈なのに、ピントのずれた写真が一枚しか見つからなかった。仕方が無いので、その一枚を光文社に送ったので、手元にルリの写真がないことになる

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