第一ホテル東京シーフォートも初めて行くところだが、天王州アイル駅という駅もまた初めて下車する駅だった。東京モノレールとりんかい線の交わるエリアは、建物と建物が微妙に入り組んで、一体になっている感じだ。
加藤郁乎さんがお見えになっていて、初めてご挨拶をしたら、「助詞」の使いかたが巧いという事を繰り返しおっしゃった。送っていた「ににん」も読んでくださっていて、「座談会面白かったよ」と言われてほっとした。
この場で石鼎にまつわるニュースを加藤郁乎氏から伺った。加藤氏の父親はコウ子さんから養子を請われたことがあるらしい。まつもと・かずや氏はコウ子さんの傍へいくと養子を促されるので、みんな近づかないようにしていた、と聞いたことがある。
だから海上氏より原裕氏よりも先に、加藤郁乎氏の父親も養子を請われていたということになる。またお目にかかったときによく伺っておこう。
文学の森の編集スタッフも新メンバーになった。お土産にブックカバーとストラップを頂いた。