句会

 今日の句会にSさんが連れてきた高校生。俳句甲子園とかで俳句に深入りしはじめたようだ。出会ったらすぐSさんが岩淵さんの句集を買ったらしいわよ、というのだった。わたしごときのを買う位だと、相当のめり込んでいる。しかも入る結社まで物色している。

「件」とかいう結社はよさそうに思う、というので、Sさんと爆笑してしまった。ぜんぜんまだ俳壇を知らない。明るくて好感度のある17歳の少年だ。句会での俳句の選評も堂々としたもの。春休みを利用して、東京の俳人たちを表敬訪問しているらしい。でも来年は高校3年生だから、取り敢えずは受験勉強を優先させたほうがいい、というのがSさんと私の一致した意見だった。

若いというだけで、ちやほやされて特別視されて気持ちよくなる土壌が、現在の老齢化した俳壇にある。だが、俳句なんて、そんなに若いときからやらなくてもいいのではないかと思う。いつだったか10代で句集を出した少年が居たはずだが、その後どうなったのだろうか。

、五句出句するここの句会は、3時から6時くらいまでかかる。そのあとは飲み会がきりなく続くという長丁場だから、それで風邪をひきそうになるから、冬は休みがちになる。そのうえ呑めないわたしは、ほどほどのところで一人引き上げる。それでも帰宅は10時過ぎた。明日は藤沢で、これも月例の吟行会。目覚まし時計を二つセットしなければ・・・。

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