眩暈その3

つくづく人の痛みは分からないものだなー、ということを実感した。今週中にはいちど検査にきてくださいね、と言われていたし、私も気になっていたので、今日を外したら機会の逃してしまう、と思って病院に行った。

しかし、失敗したのは、同じ医師が居なかったことだ。その医師なら実際にわたしのその時の眩暈の程度も見ているし、苦しさも見て居る。だから、「この点滴で直らなかったら、入院ね」と看護婦さんと会話していたのである。

ところが、今日の医師はそれを知らない。この人は眩暈で救急車で運びこまれた人なんですよ、と説明を受けていた。その医師の想定の中には、私の激しい眩暈症状が入っていないらしい。

一通り検査したあとに、これからも、あるかもしれないけれど、静にしていれば収まるので救急車なんて騒がないで、薬を飲んで動かないようにしていななさい、というものだった。

救急車の中で血圧が60と40の数値になったことも知らない。「あーそれはきっと自律神経失調症になったのよ」という。だから大変じゃないの、と私は思うのだが、眩暈位で救急車は大袈裟なのだと、非難されに行ったような感じになった。やっぱり自分の体は自分が管理しなければ。

大袈裟だと思われてなんでも、訴えなくてはいけないことを実感。来週は脳外科の検査だが、これも自分で申し込んだ。「あー、そうね、悪くなければ、その記録を次の何かのときと比較できますからね!」 とその女医さんは言った。

コメント / トラックバック2件

  1. acacia より:

    先生、いつも有難う御座います。
    私も三、四年も前に眩暈がして二、三日寝込んだことあります、
    その時の状態を考えるに私の場合は、相当疲れてた気がします。
    それにしても血圧との関係はどうなんでしょうか?
    くれぐれもお大切になさって睡眠をたっぷりおとりください。
    インターネットでお調べすることも、お勧めです。

  2. acacia さん。ありがとうございます。
    そうです。やはり疲れが引き金になるのですよね。
    何の病気も。

岩淵 喜代子 にコメントする

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