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第85回出口第86回文句第87回部屋第88回突然
俳句投稿の受付は、終了いたしました。


突然に歩いた吾子や梅雨明ける五十嵐孝子
突然に空いつぱいの虹の橋五十嵐孝子
突然に見え隠れする遠花火五十嵐孝子
突然の出会ひなど無く髪洗ふ五十嵐孝子
突然に視界広がり夏の雲五十嵐孝子
突然の夫の声なり草いきれ石井圭子
突然のビルの谷間に蝉の声石井圭子
突然の「わつ」と驚く青蜥蜴石井圭子
突然の雷鳴ごりつと首廻す石井圭子
人待つや突然蜻蛉の現るる石井圭子
旧姓を突然よばれ雲の峰岩淵喜代子
突然の九月の雨は素肌まで岩淵喜代子
流れ星死は突然に来るがよし岩淵喜代子
突然に戸の鳴りはじむ雁渡し岩淵喜代子
今年また突然咲きぬ彼岸花岩淵喜代子
廃校の時計突然鳴る旱宇陀草子
甲羅干す亀の子突然うごきだす宇陀草子
突然に吾が名呼ぶ声サングラス宇陀草子
地震情報突然ナイター中断す宇陀草子
突然の停電窓に夏の月宇陀草子
突然のニュース映像熊走る及川希子
高窓に突然並ぶ燕の子及川希子
明易しラジオ突然なり始め及川希子
突然の訃報配りやさらの花及川希子
猛暑日や突然止まる救急車及川希子
凌霄や茶房突然灯る窓岡本惠子
実石榴は突然溢れやまざりき岡本惠子
突然の雨鳥威し龍となる岡本惠子
群蜻蛉進むも退くも突然と岡本惠子
鰯雲全ては易し突然に岡本惠子
突然の握手赤い羽根の男尾﨑淳子
手品師の白布突然鹿となる尾﨑淳子
突然の邂逅木の実降りしきる尾﨑淳子
織姫と彦星突然の別れ尾﨑淳子
逢魔が時突然鹿が走りゆく尾﨑淳子
北の国暑さ突然このふづき文月小田裕子
結婚と突然告げし孫の秋小田裕子
異国ひとり突然子来て秋つれて小田裕子
風の秋突然揺れしかづら橋小田裕子
桔梗柄突然想ふ母の姿小田裕子
しやつくりの突然止まり南瓜花鬼武孝江
つつかれて突然揺るる布袋草鬼武孝江
窓開けて突然蝉とごつつんこ鬼武孝江
おりよくも突然頭上に星流る鬼武孝江
月明に突然蟹の浮かびくる鬼武孝江
万緑や突然耳が痒くなる河邉幸行子
網を打つやうな夕立突然に河邉幸行子
突然にはぐれて覚める昼寝かな河邉幸行子
突然に玻璃を守宮の腹が這ふ河邉幸行子
すくすくと突然変異の南瓜ながら河邉幸行子
資料一枚突然消ゆる熱帯夜川村研治
凝視してをれば突然黒揚羽川村研治
天の川突然ピタゴラスの原理川村研治
風草や突然思ひ出す奴のこと川村研治
掘りすすみ突然蟬の子に出合ふ川村研治
突然の暇に途惑ひかき氷木佐梨乃
突然の辞令が来たり盆の前木佐梨乃
紫陽花を割つて子猫が突然に木佐梨乃
笑ふしかない冷房の突然死木佐梨乃
禍福とはいつも突然うなぎ喰ふ木佐梨乃
新涼や突然見ゆる波の裏木津直人
突然が突然をよぶ秋の蛇木津直人
蜻蛉の突然とまるまたとまる木津直人
角を曲りて突然高き秋の雲木津直人
名優の突然逝きて秋の風木津直人
失ひてはた突然の秋真昼栗原良子
突然にナナメ掛けした秋の虹栗原良子
メダカ槽にも突然に秋の水栗原良子
優しさは突然消えてうそ寒し栗原良子
冷まじや突然逃亡影も無き栗原良子
突然の雷傘も捨て山降りぬ兄部千達
突然の別れ雪山で滑落兄部千達
突然の訪問嫌ふ冬夜母兄部千達
突然の告白聴けぬ秋の暮れ兄部千達
突然の雪列車脆き混乱や兄部千達
青嵐突然静まりまた強く小塩正子
突然の雨を驟雨と知る句会小塩正子
夕暮れて突然止みし蝉時雨小塩正子
カーテンの隙間より突然の秋小塩正子
初時雨訃報はいつも突然に小塩正子
蟻地獄突然動きそれつきり西方来人
万緑やクマの遠吠え突然に西方来人
足元に突然落ち来る油蝉西方来人
突然の雨に日傘を渡しけり西方来人
茅の輪くくれば突然に名を呼ばれ西方来人
突然にロボット出てくる夏季講座佐々木靖子
大相撲突然テレビに出る警報佐々木靖子
突然の誘ひにのつて涼み船佐々木靖子
突然の声けたたまし星の飛ぶ佐々木靖子
癌を病むと突然に言ふ友や香水佐々木靖子
突然に死んだ真似する裸の子島 雅子
突然の不安朝顔はぜんぶ青島 雅子
来る時はいつも突然日焼けして島 雅子
突然にかぼちやが馬車になることも島 雅子
突然に途切れるまでを片かげり島 雅子
噴水の突然止まり見回しぬ末永朱胤
峰雲を突然つかむクレーンかな末永朱胤
着信はいつも突然夏の月末永朱胤
恐竜の突然滅び今朝は秋末永朱胤
突然の曼珠沙華にも前夜あり末永朱胤
突然にうちに来る人蚊も連れて鈴木統子
突然に夏野が尽きてニュータウン鈴木統子
青蜜柑突然終はる兄の恋鈴木統子
失せ物の突然現る虫の声鈴木統子
車道超え突然現る秋の川鈴木統子
突然の告白などと夏のうそ高橋寛治
突然の和解鯰の髭の先高橋寛治
突然のメール雷鳴近付きぬ高橋寛治
夜の蟬終末論の突然に高橋寛治
突然に無用の人に雲の峰高橋寛治
角曲がる突然の花吹雪かな武井伸子
突然に湧き出す沖の入道雲武井伸子
若葉山突然暗き道に入る武井伸子
この谷を突然覆ふ曼殊沙華武井伸子
初雪に囲まれてゐる突然に武井伸子
突然に負けたと思ふかき氷谷原恵理子
流星は突然ネアンデルタールの眼谷原恵理子
向日葵や突然夜汽車の風唸る谷原恵理子
突然に血脈は絶え初嵐谷原恵理子
青空に見惚れ突然せみの尿谷原恵理子
突然の風にさからふサングラス近本セツ子
はんざきや突然水のはしやぎをり近本セツ子
突然に道まちがへて女瀧かな近本セツ子
谺して突然のやう遠花火近本セツ子
突然の清水掬ひてをみなかな近本セツ子
夏の旅突然に吾が四畳半千葉 隆
突然のゲリラ豪雨や夏の果て千葉 隆
突然に煉瓦煙突夏の雲千葉 隆
この暑さ突然に来る眩暈かな千葉 隆
突然に霧に包まれ八幡平千葉 隆
突然ですがミーンミーンと夜の蟬土岐光一
突然の雨に歩けば涼新た土岐光一
酔いどれの突然気づく別れ星土岐光一
突然に逝く夜も酒をななひめ七姫と土岐光一
ゴーヤ食べると突然道で訊かれても土岐光一
突然のゲリラ豪雨や子ら走る豊田静世
雷鳥の親子突然岩陰に豊田静世
突然や蝉のつぶてに打たれたり豊田静世
突然の玉突き事故や吾亦紅豊田静世
窓あけて突然入り来る守宮かな豊田静世
AI が突然句詠む夏休み中﨑啓祐
老いしこと突然気づく祭り後中﨑啓祐
街灯の影突然に秋をしる中﨑啓祐
突然の心変わりに蛇穴へ               中﨑啓祐
突然の舞台暗転紅葉山中﨑啓祐
突然の友の訃報や螢舞ふ中島外男
名も知らぬ花に突然黒揚羽中島外男
突然にスマホなり出す熱帯夜中島外男
蝉の声突然聞こゆ夜明け前中島外男
突然の異動の知らせ虫の声中島外男
突然の蟬しぐれ道ゆき止まる中田千惠子
向日葵の迷路突然反戦歌中田千惠子
秋立つや町に突然くぢら雲中田千惠子
遠花火愛に突然気づきたる中田千惠子
突然に前触れありぬけらつつき中田千惠子
どこからか突然に来た守宮来た抜井百合子
突然の米の高騰ソーダ水抜井百合子
突然の訃報に喘ぎ鳥雲に抜井百合子
突然のことなれどあま雨喜びて抜井百合子
寒声や夜に突然響くなり抜井百合子
白桃を剥けば突然滑り落ち服部さやか
蜩や辺り突然暗くなり服部さやか
突然に輪から外れし盆踊服部さやか
川霧や突然消えし古き塔服部さやか
銀杏散る世界突然黄金めく服部さやか
星涼し突然友の訪ね来て牧野洋子
突然の雨走り出す高校生牧野洋子
晴天や突然崩れ出す雪渓牧野洋子
ざわつくや突然熊の出没に牧野洋子
三峰に雲突然の雷鳴牧野洋子
アリ騒ぐ突然大気回りしか松下祥子
朝涼や夫の鼻唄突然に松下祥子
突然の帰省西日に夏蒲団松下祥子
君の影突然庭にゴーヤ手に松下祥子
突然に三和土に伏して夏の犬松下祥子
突然を夫に贈つて秋日和三島やよい
気分屋の突然の笑み秋蛍三島やよい
突然の出会ひがしらの赤とんぼ三島やよい
突然の報にたゆたふ秋の蝶三島やよい
銀漢を突然よぎる流星群三島やよい
傷痕の突然疼く秋の暮宮本郁江
秋夕焼突然道の開けけり宮本郁江
象の耳突然動く今朝の秋宮本郁江
芒野や突然風の吹き渡る宮本郁江
蓑虫の突然動く日暮かな宮本郁江
春一番突然消ゆる池の鴨山下添子
尺蠖の突然枝になりすます山下添子
天高し突然開くドーム屋根山下添子
梟の突然吾に顔廻す山下添子
突然に腕組むダンス春隣山下添子
蟻の列突然角を曲がりたり和智安江
突然の訃報蜩鳴きはじむ和智安江
突然や道に大穴台風過和智安江
曼珠沙華突然に咲き華やげる和智安江
突然の来客は熊威し銃和智安江
逮捕と言ふ春の電話や突然に安達英子
ラジカセの突然ひびく日雷安達英子
我はノンポリ突然の帰省かな安達英子
突然の暑中見舞ひに癌のこと安達英子
突然の電話にはづむ夜の秋安達英子
天高く突然喋る鸚鵡かな新井大介
突然のことにうろたへ木の実落つ新井大介
突然に道の開けて花野かな新井大介
猿酒や突然酔ひの回り出す新井大介
行く秋や突然怒り出す女新井大介