ににん63号入稿

毎回のことだが、印刷所に入稿した時の身の軽くなる思いは格別な快感である。
そうして、三か月ごとにしか、メールのやりとりのない三原プリントの新潟さんから「届きました」と返信を貰うと、何だか終わったような気分がする。

それで、散歩がてら孫が好みのアサカベーカーリーのパンを仙台に送った。このパン屋さんはこの土地に住みはじめたときには、既に開業していて、それからずーっと同じ店構えである。「店構え」というと、最近はやりの自分でトレーを持ってパンを選んで買うのを想像するが、このアサカベーカリーは間口も奥行きも小さなパン屋である。

3、4人の客がはいるともう店がいっぱいになって、外で待っているようになる。しかも、中にはいっても神戸屋のような、あるいは石焼釜のあるパン屋のようなお洒落なパンはない。

あるのはあんぱん・クリームパン・チョコレートパンくらいである。あとはサンドイイチとお惣菜パン。だから夕方になると、もうお惣菜パンは二つずつくらいのセットにして安売りしをしている。

ここの人気は食パン、特々上食パンと特上食パン・上食パンというのがあって、高いほどバターが多く入っているようである。最近気がついたのだが、このアサカベーカリーが朝霞以外の地域にもたくさんあるのだ。

ネットでちょっと見ただけでも、埼玉県のいたるとこにあるみたいだが、肝心のアサカベーカリーのホームページがきちんとしていなくて、無欲な感じ。いやそれでも、客が押し寄せるのかもしれない。

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