金子 敦句集『音符』 2017年 ふらんす堂より。
盆踊りの踊り手として踊り尽くしたあとの手足の疲れを言いとめている。まだ気分の中では踊りの音楽に合わせて手足が浮遊しているのであろう。それを、「手足がただよへる」とする措辞にしたのは上手い。他に、(本ひらくやうに牡丹の崩れけり)(冴ゆる風まとひて星を売りに来る)(白餡の匂ひのしたる桃の花)など。
金子 敦句集『音符』 2017年 ふらんす堂より。
盆踊りの踊り手として踊り尽くしたあとの手足の疲れを言いとめている。まだ気分の中では踊りの音楽に合わせて手足が浮遊しているのであろう。それを、「手足がただよへる」とする措辞にしたのは上手い。他に、(本ひらくやうに牡丹の崩れけり)(冴ゆる風まとひて星を売りに来る)(白餡の匂ひのしたる桃の花)など。
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第5句集『音符』に収録した句の鑑賞文を書いていただき、どうもありがとうございます! とても嬉しいです。心よりお礼申し上げます(^^)