現代俳句管見(162) 筆者平田雄公子
総合誌「俳壇」巻頭の10句欄から
蘆牙や声かけるとて振りむけり 岩淵喜代子
「蘆牙」=春先の水辺に、誇らかに新芽を伸ばす蘆。そして、その発見をすかさず後続の人に、「声」をかけるため「振りむ」く人。詩情纏綿にして、春らしく弾んだ、二段切れを意に介さない、句。
現代俳句管見(162) 筆者平田雄公子
総合誌「俳壇」巻頭の10句欄から
蘆牙や声かけるとて振りむけり 岩淵喜代子
「蘆牙」=春先の水辺に、誇らかに新芽を伸ばす蘆。そして、その発見をすかさず後続の人に、「声」をかけるため「振りむ」く人。詩情纏綿にして、春らしく弾んだ、二段切れを意に介さない、句。
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