今年の俳人協会埼玉支部の総会も終った。毎年なぜか、連休の最中の五月三日に行なう。
「なぜ三日なのかしらねー」と言ったが、「何十年も同じ日にやっているからねー」という返事をするばかり。
今年は人形の町の岩槻だった。屋根の重厚な昔の家も残っていて、人形店には兜が並んでいた。交番で聞いたら岩槻会館までは15分くらいというので、歩く気になったが、何だか遠い気がした。
苗屋の前には苗箱に苗がいっぱい。立ち止まると奥まで苗箱が並んでいた。遠くに桐の花が咲いていた。会館は岩槻城址公園の端にあった。
来年は自分の番だと思えば、会の進行具合も気になってくる。来年一緒の実行委員の井越さんと清記の始まりが遅かったとか、張り出した点盛り用紙の番号が見えにくかったとか、何時もは見えないことが見えてきた。
懇親会のあと、一緒に仕事をしてくれる稲田眸子さん・山口素基さん・井越芳子さんと二次会で来年の打ち合わせ。頼りなさ気にいるように見えたらしくて、みなさん何でもやるから、覚悟をするように促され、家には12時近くにたどり着いた。
着いたと思ったら、電話が鳴った。井越さんから「大丈夫よ、男性のあのお二人がみんなやってくれるから、岩淵さんはでんと控えていればいいんだから」と言ってくれた。なんとかなりそう。