初校完了

「ににん」は経費節約の為に初校は、私自身のパソコンで仕上げる。もちろん執筆者には、フアックスで送り、送り返された原稿を何度でも訂正する。完全な原稿にしたいからである。、この作業も結構時間を費やす。延べにしたら四日くらい費やすだろうか。ここで三万円くらいの節約になるので、「ににん」の印刷費はどこと比較しても割安である。

こうして出来上がった初校を毎号句会の後の2,3時間でこなす。ここだけは、やはりたくさんの目を通さなければならないからである。唯一自分一人では出来ない部分である。このときに、事前に会員が分担して目を通してもらっておくのが望ましい。何たって2時間余で校正しなければならないからである。

そうして、家に帰って再びパソコンの中の原稿の訂正で、初校は完成する。大概は出来上がる嬉しさで、その夜は徹夜になってしまう。

いつか、パーテイでお隣が印刷屋さんだったことがある。「ににん」の手順を聞いて、そこまでやってくれば楽ですよ、と言っていた。事実、同じ印刷屋さんを使っている友人が、きちんとやってくれてやり易い、と言っていたわよ、と伝えてくれた。

はじめて印刷屋から送られてきた版下は、「ににん」にとっては既に再校なのだ。再校はたいがい私一人で見ている。このゲラを印刷屋さんに送り返せば、あとは、雑誌になるのを待つだけ。

ゲラを送ったあとに、発送の準備。封筒に宛名とメール便のラベルを貼って、出来上がりを待つのである。こつこつと暇にまかせて作業しているので、一週間くらいは、その部屋を袋やノリが占領している。手伝うからと言ってくれる会員もいるのだが、そうすると、また日取り調整が難しくなる。早めに用意しているのだから、何日かかってもいいのである。

こんなくりかえしも8年目にはいった。 しかし、かなりな時間を費やすので、体力が無くなったら、雑誌の発行は無理かもしれない。

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