地震

寝ようかな、と立ちかけたときに地震は始まった。私の使っているパソコンはデスクトップだけ別個に机から立ち上がっているので、揺れには弱い。倒れてはいけないと暫く抑えていたが、今回の地震は横揺れのまま長かった。

ようやく治まって、気がついたのだが後ろの資料棚のほうがもっと危険だった。一応ストッパーが効いているが、何しろ本の類だから、信用してはいけない。デスックットプくらい壊れても取替えが効くが、後ろから棚が倒れてきたらきっと大怪我になる。身辺に置いているのは石鼎資料だけ。それだけで、周り中が囲まれてしまっている。

震源地は茨城の沖だとか。syoko.jpg   

 
久し振りに俳人協会の図書館に行ってきた。GW明けのせいか混んでいた。それを見越して早めに入って窓際の机を占領した。

本を用意してくれている間に、棚の結社誌をパラパラ繰っていたら、「狐啼く世に百年といふ区切り」という句にであった。わたしが昨年10月ごろ角川「俳句」に発表した
「陶枕や百年といふひとくくり」に至近距離。
この句はもう句集に入ってしまっている。

知っている名前の人だった。知っている人なら、12月頃の鼎談でも繰り返されたこの句を目にした筈。知らない間に身についてしまうとしたら、怖いことだ。それでも、以前のように12文字が全く同じで、季語だけ変わって半年後に
登場するよりは良しとするべきなのか。短いだけに俳句は怖い。心しなければ。                                                       

コメント / トラックバック2件

  1. じあん より:

    ほんとにー!!怖い地震でしたー。
    写真を見ると、もっと怖い!!。
    今日もさっき地震がありました。

  2. 震源地は茨城のほうですが、遠くまで揺れるんですね。

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